株式会社 片平新日本技研

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サステナビリティSustainability

その他の取り組み

地域再生、環境保全、安全・平和の実現に向けての事業拡大・研究開発・社会貢献活動などを通じて、「循環型社会」「脱炭素社会」「自然共生社会」の実現とともに、人々の豊かな生活を支えることを目指します。

農園事業

当社ではダイバーシティ推進の取り組みのひとつとして、「にじのかけはしファーム~ベジラボ~」を運営しています。
本農園では農園長と障がいのある職員が日々野菜作りに励んでいます。収穫された野菜の活用として、社会貢献の一環として子ども食堂へ寄付したり、福利厚生の一環として全国の社員に配布するなどしています。また全社一体となって農園事業を推進しており、他部署の社員が収穫を手伝ったり、受け取った野菜で作った料理の写真やメッセージを農園の社員に送るなどの交流も行っています。今後もさまざまな展開をしていく予定です。

関連するSDGs
8 働きがいも経済成長も 10 人や国の不平等をなくそう

REAAA・「片平賞への寄付」によりアジアの道路技術者育成へ協力

アジア・オーストラレーシア道路技術協会
(REAAA; The Road Engineering Association of Asia and Australasia)

当社とREAAAとの関わりは、創立者である故片平信貴氏が第5期REAAA会長(1983年8月~1986年8月)を務められたことに始まります。故片平信貴氏は、その遺言により「片平基金」をREAAAに創設しました。REAAAは、その運用利息を4年毎の道路会議において、応募された道路工学に関する技術論文内の優秀論文に「片平賞KATAHIRA AWARD」として賞金と賞状授与の費用にあてています。この基金は2000年9月、東京で開催された第10回REAAA道路会議を契機に有志より拠出された金額が加わり倍増しています。

片平信貴氏の紹介記事

第14回道路会議(クアラルンプール大会:2013年3月26日~28日)の前年、当時の経済情勢から運用利回りが少なく、片平賞の賞金が賄えなくなっており、REAAA事務局から当社へ寄付金の要請がありました。当社としては、故片平信貴氏の遺志を継承するとともに、片平賞・片平基金の設立趣旨を尊重し、またアジアの道路技術者育成に協力するため、REAAAへ片平エンジニアリング・グループとして寄付することを決めました。これまで、第14回道路会議(クアラルンプール大会)、第15回道路会議(バリ大会)、第16回道路会議(マニラ大会)と寄付金を送り、REAAA・片平賞の支援を行っています。

第16回道路会議(マニラ大会)閉会式における片平グループの紹介

第14回道路会議(クアラルンプール大会)
片平賞授与式でプレゼンターを務める中村会長

第15回道路会議(バリ大会)
片平賞受賞者との記念写真

記念植樹

当社の事業所拠点地域への社会貢献として宮城県、大阪府、広島県の植樹事業に参加しました。

貞山運河等への桜植樹事業 宮城県

東日本大震災の津波により運河群は壊滅的な被害を受け、周辺の景観が一変したため、かつての運河群の復旧に取り組むと共に運河群沿いに復興と鎮魂のシンボルとして官民連携で桜の苗木を植樹しています。当社はこれに登録参加しました。

【実施内容】
毎年2~3月頃に植樹作業を実施するボランティアに登録しました。閖上地区(名取市)で開催予定だった植樹は、新型コロナウイルス感染症対策のため、関係者のみが参加し規模を縮小して実施。今後も参加の要請があれば社内からボランティアを選出する予定です。

植樹完了状況

大阪府マイツリー事業 大阪府

大阪府マイツリー事業とは、募金により街路樹を整備する事業で、大阪府が管理する道路に植栽されます。平成23年に開始したこの事業では、これまでに約330本を植栽しています。

【実施内容】
「みどりの風を感じる大都市・大阪」の実現へ向けて、計7路線を対象にケヤキ・モクレン・ヒトツバタゴなどの植樹が、当社の寄付で行われました。

植樹完了(箕面池田線 2020年5月)

日本技術者教育認定機構(JABEE)賛助会員

一般社団法人日本技術者教育認定機構(JABEE)は、技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定する非政府系組織です。JABEEは1999年に設立され、2001年度から認定を開始しました。2016年度までの認定プログラムの累計は501、認定プログラム修了生数の累計は約26万人になります。

【実施内容】
未来の技術者を育成することを目的として、産と学が協力して人材育成のシステムの改善に取り組むJABEEの活動趣旨に賛同し、当社も賛助会員として登録しております。