基礎地盤技術
軟弱地盤解析への取り組み
軟弱地盤上に道路構造物を構築する場合には,盛土などの安定性の不足あるいは過大な沈下によって,道路自体に大きな被害が生じるだけでなく,沿道地域に対してまで被害を及ばすことが多く,そのため,軟弱地盤での調査,設計,施工および維持・管理については,一般の地盤より特に入念な配慮が必要です。
当社では,創立から故土肥正彦氏を中心に地盤工学専門の大学関係者や施工業者と連携しながら,軟弱地盤上の高速道路での調査,設計,解析,対策工立案,施工計画および維持・管理計画等に携わり,その結果から設計施工への提言を行ってきました。その成果は,JH日本道路公団の「設計要領」にも反映されています。
真空圧密工法
軟弱地盤対策工の新工法として,真空圧を利用して地盤を改良する真空圧密工法が注目されています。真空圧密工法は,従来の載荷盛土工法や地盤中にセメントなどを混ぜ固める工法と異なり,真空駆動装置を使って地盤から水分を強制的に吸い出すことにより地盤の圧密沈下や強度増加を図る工法で,以下の特徴を有しています。
- 短期間で均質・確実な地盤改良を実現
- 大幅な工期短縮・工費削減
- 周辺の地盤変状を軽減
- 安全で環境にやさしい工法
当社では,真空圧密工法の技術向上と展開・普及を目的として設立された「真空圧密技術協会」に参加し,調査設計法の確立や施工技術の改良・品質の向上に取り組み,工法の普及・発展に寄与しています。
真空圧密技術協会ホームページ (標準仕様・実績・Q&A等)